62年目の東京大空襲
2007-08-21


NHKスペシャル「東京大空襲 60年目の被災地図」を観た。

1945年3月10日深夜0時から約3時間半。
自分が今住んでいる東京下町を標的にした大規模な日本初の無差別爆撃。
当時ココで何が起こっていたのかずっとその詳細を知りたかった。

観ていて印象にのこったのは、、、
・目標は木造住宅が特に密集した、浅草區、本所區、深川區を中心とした東京南東部を焼失させること。
・木造家屋を焼き払うのに適した焼夷弾を開発。(爆弾の中にはゼリー状のガソリンがしこまれ、爆発して飛び散った時に家の中で飛散して付着する仕組みになっている。)
・当時の作戦を立案指揮したのは冷徹で有名な士官だったらしい。
・大火災からの猛烈な上昇気流でねらいが定まらず、当初目標にした地域からかなり逸脱して空襲をおこなってしまったこと。その結果、目標よりもかなり広範囲に被害が及んでしまった。
・道路に穴を掘って、トタンや畳などで覆っただけの防空壕(当時は絶対に安全と信じ込まされていた)に逃げ込んだ人は助からず、防空壕に入れなかった人が助かった。
・国民学校に逃げ込んで亡くなった人が大勢いたこと。コンクリート建ての安全だと思う建物が、猛火にさらされ危険な建物に変貌した。
・火を避け隅田川に難を逃れようとした人もそこで地獄の光景に出会ってしまう。

身近な地名も多く、土地勘もあるのでなおさら身近に感じた。。。
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