PC用の液晶ディスプレイも本当に安くなったものだ。
最近では20インチ以上のワイドモニタでWUXGA(1920×1200ドット)が表示できるものが4〜5万円ほどで手に入る。
数年前までなら考えられない事だ。
しかし、価格情報サイトなどを注意深く見ると、同じサイズ、規格なのに値段が倍になっているモニタ群がある。
WUXGA(1920×1200ドット)でHDMI、フルHD、D-Sub、DVI搭載で10万円前後。
なぜなんだろう?
よくよく調べると、液晶パネル自体の駆動方式の違いなのだそうだ。
液晶パネルにはTN、VA、IPSと3つの駆動方式がある。
最近の価格破壊並みに値段が安い液晶はすべてTN方式。
TN方式のメリットはパネル自体の価格が安く、応答速度が速い。
デメリットは輝度、視野角、色調にやや難あり。
高価格帯なディスプレイで使用されているIPS方式は、
色調や輝度、視野角に優れており、反応速度が遅い、価格が高いというデメリットがある。
TNの視野角、色調などを問題視しアンチTN派という人々もいるのは事実。
しかし、20インチ以上の液晶で採用され続けてきたIPS方式は完全にTNに取って代わられようとしている。
来年以降ではTN方式のみになってしまうのではないかという懸念も。
確かに、TNは安くて良いのだが、視野角や輝度に問題がある様に思えるのだが。
あと妙にテカテカと写り込みが激しいモニタも最近多いが、速攻却下。
長時間使っていると絶対に目が疲れると思う。
最近、"大陸"製の液晶は安くて人気があるのだが、TN方式なんだよな・・・。
Ben-Qとか、Acerとか、LGとか。
24インチで6万円台ってのが信じられん・・・。
頑張れ国内メーカー!
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しかし、各メーカー共に駆動方式を仕様に書かない。
応答速度や視野角の違いから判断するしかないんだよなぁ。
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